菱田
鹿児島県曽於郡大崎町菱田は、高隈山系からの伏流水に恵まれ、明治時代には芋焼酎の蔵が20余り操業していたとの記録があります。
天然の濾過材である幾層ものシラス台地を通過した地下水は、素晴らしい「酒水」が得られる地域として知られていました。

菱田の水
高隈山にさえぎられた雲は雨となり、黒朴の表土に沁み込み、大昔に、幾重にも降り積もった真っ白な厚いシラス層の中を幾年もの時間をかけながら流れ落ち、天然濾過されて磨かれます。
清らかになった水は地の底を流れ、志布志湾岸の中央に注がれます。
湾岸の手前、菱田の地下では、地下水の圧力と海水の圧力がせめぎ合い、素晴らしい酒水となります。
天星酒造では、その地下水を汲み上げ、仕込水・割水に使用しています。
【参照】 水質検査結果(PDFデータ:726KB)

さつま芋
南九州の太陽、太平洋からの潮風、そして黒朴(こくぼく)の土に抱かれた大隅の土壌はさつま芋がよく育つ条件が揃っています。
特に黄金千貫には本格芋焼酎の美味さの根源である独特の香り成分( モノテルペンアルコール類 )が多く含まれています。
芋焼酎の香味は、芋の品種により異なる香り成分の量で決まります。
天星酒造では、独自の有機質肥料を使用し、さつま芋から丁寧に育てています。

蔵内菌
110年の歴史を通して蔵に住み着いた《蔵内菌》は、私達に計り知れない不思議な力を持っています。
しかし、その理由も過程も解りません。
様々な菌達が葛藤して、勝 負して住み着いているのでしょう。
それらの謎を解明する日も遠くはないでしょうが、私達は、この蔵内菌を大事にしながら醸造を続けていきます。

蔵 人
歴史の中で培われた蓄積された技術は、確実に受け継がれています。
それらを更に高め深める若き蔵人がいます。
日々、目に見えない菌達と語りあい、新しいものづくりに余念がありません。

※飲酒は20歳になってから。
※飲酒運転は法律で禁止されています。
※妊娠中や授乳期の飲酒は胎児・幼児の発育に悪影響を与える恐れがあります。